成層圏大気採集実験(クライオ実験)の実施

北海道大樹町のJAXA宇宙科学研究所大気球観測所において、成層圏大気採集実験(クライオ実験)が実施され、無事成功しました。主に、成層圏大気の年代を明らかにすることを目的にしており、採集された大気サンプルを用いて、様々な大気成分の濃度や同位体などの分析が行われる予定です。

(7月25日、午前4時ころ、放球直前の放球場の様子。気球本体と、その奥に観測器ゴンドラが設置された台車がある。)

(同日午前9時ころ、海上で回収されて船で港に戻ってきた観測器ゴンドラ。)

 

インドネシア論文

インドネシア大気球実験の論文がようやくパブリッシュされました。
Sugawara et al., Age and gravitational separation of the stratospheric air over Indonesia, ACP, 2018. 論文ページ
日本語だと「インドネシア上空成層圏の大気年齢と重力分離」です。SF6とCO2をクロックトレーサーとして大気年齢を正確に決定し、また赤道上空の成層圏におけるごくわずかな重力分離の存在を明らかにしました。協力して頂いた皆様にあらためて感謝いたします。そして、ビアクのおいしいリチャリチャ料理にも感謝です。

 
 

スイス・インターラーケン

スイス・インターラーケンで行われた国際CO2会議に参加しました。
こんなところに住んでみたい、と思うような美しい街でした。
(左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウ)

(学会の会場)

北海道での気球実験

北海道大樹町において成層圏大気クライオサンプリング実験を実施しました。大気球は2015年8月6日に放球され、無事成功しました。

国連防災会議へ参加

仙台で実施された国連防災会議のパブリック・フォーラムのなかで、宮城教育大学の活動の一つとして「学校災害に学ぶハイブリッド・ビューアー REASTER」を紹介しました。今後、防災教育に活用されることを期待しています。
DSAT/REASTERのサイト

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