Raspi CO2濃度モニター(1号機)
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CO2モニターについて
新型コロナウイルス感染症対策分科会では、適切な換気の目安として、CO2濃度を1000ppm以下に保つことが有効であるとしています。このシステムは、実験室での人数の多い授業などの際に、室内のCO2濃度を簡易にモニターするために開発しました。
学内のwifiに接続して、測定データをサーバーに自動送信します。電源と学内wifiが使える場所であれば、どこでも自由に配置できます。省電力のため、USBバッテリーでも長時間動作できます。そのため、測定場所は必要に応じてその都度変更されます。
CO2濃度の測定は、ラズベリーパイにIndoor Corgi製のRPZ-CO2-Sensor(Sensirion社のSCD41を搭載した拡張基板)を組み合わせた自作の機器で行っています。
SCD41の測定範囲は400〜5000ppm、精度は±(40ppm+読値の5%)です。バックグラウンド大気の自然変動の測定は不可能ですが、CO2発生源に近い環境の大気や、屋内環境のCO2濃度モニターに適しています。
400ppm程度のCO2標準ガスを用いて不定期にキャリブレーションを行っていますが、CO2濃度の正確さを保証するものではありません。
なお、温度は基板上のセンサーの値であるため、基板の排熱の影響により正確な気温ではありません。気温の参考値として、データからおよそ2℃下げた値を表示しています。
詳細データの参照
過去の結果一覧
Created by Sugawara Lab., MUE